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MONITTOでは、1998年11月にオープンして以来、多くのモニターの達人達からモニターに採用されるコツを沢山教えていただきました。このコーナーでは、教えていただいたことや経験談から分かったことを中心に、モニターの基礎知識から採用されるコツなどをお伝えしていきます。
モニターとは
英文表記:monitor
直訳:[動詞]監視する 観察する [名詞]画面
企業や行政がより良い商品・サービスを提供・開発するために募集する人・企画のこと。
例:消費者モニター、社外モニター など
パソコンなどのディスプレイ
このページでは、前者について説明していきます。
募集元=主催者
モニターを募集する側の企業のことを「主催者」と言います。
主に テレビ・ラジオ、新聞、雑誌などのメディア や 一般企業、調査会社、行政、財団法人などが募集します。
募集する目的
大きく分けて、「販売促進」と「マーケティングリサーチ(市場調査)」と2つの目的に分かれます。
販売促進目的のモニター企画
ビールや食品、化粧品などのサンプルや新商品を 100名~1万名様など、多人数に無料で配布している場合などは、販売促進目的の場合が多くあります。
まずは無料で試して、気に入ったら購入してもらいたい。というものです。
さらに一歩進んだ企業の場合は、アンケートをとり、人気のある世代やどんなシチュエーションで利用されるのかを聞き、今後に活かすマーケティングリサーチも兼ねている場合もあります。
市場調査・マーケットリサーチ・マーケティングリサーチ
3つは似たような言葉として使われますが、厳密には微妙な違いがあります。
●マーケットリサーチ・市場調査
モニターを通して、今現在の市場・消費者の動向を数値化し調査をすることです。
●マーケティングリサーチ
市場調査も含め、今後の市場・消費者の動向を調査・分析することです。
モニター商法に要注意!
グレーゾーンのものから、本格的な詐欺でもある「モニター商法」もありますので注意しましょう。
例えば・・・
「無料」と書かれていても、「初回無料」という意味で、自動的に継続購入の申し込みとなり、翌月には2回目以降の商品と請求書が送られてきます。申し込みページにに小さい文字で書かれています。
機器は無料でもらえるものの、付属品は有料で買い続ける必要があるもの。
モニターと称し、後から返すからと現金を要求するもの。しかし後から返ってくることはありません。友達や知り合いが騙されて加害者になることもあります。
本来のモニターは、やりがいがあって楽しいものなのですが、たまに悪用する人がいますので注意しましょう。
モニターの楽しみ・奥深さ
モニターの楽しみ方は色々あります。
自分の意見が反映される→やりがい
アンケートや会議で提案したアイデアや意見が、商品やサービスに反映される事があります。それは、あなたの声が届いた、生かされた瞬間です。それを喜んで利用している人がいたら?思わず心の中で、「それ、私のアイデアなのよ♪」と自慢したくなりませんか?
誰かの奥さん、誰かのママ、どこそこの◎◎さんとしてではなく、あなた自身が社会参加できる場なのです。
普段入れないような場所にいける
行政モニターの施設見学会や、放送モニターや、企業モニター。
会議室や裏方、製造過程などを、見る事が出来ることがあります。
普段会えないような人に会える
雑誌モニターで取材されれば、雑誌編集部の方やライターさんと会えたり、企業モニターであれば、会社役員と会って話が出来たりします。
仕事につながることも!
モニターへの取り組み方次第では、仕事に繋がる可能性があります。実際に、行政モニターに採用された方が市区町村のホームページ作成に加わったり、オンラインショップのメルマガライターになったり、雑誌でエッセイを書いている人もいます!
新製品を試せる
人よりちょっと早く、新商品を手にする事が出来ます。思わず人に自慢したくなりますが、守秘義務がかかる事も。ちょっとジレンマ?を感じつつも、内心ワクワク。
発売後には、持ってるよ!と自慢出来るかも!
次に流行するものが分かる
複数の調査会社や出版社のアンケートに回答していると、似たような質問が最近多いな~と思うことがあります。すると数ヵ月後、あっちでもこっちでも、テレビ新聞雑誌ネットで話題になっていることがあります。
世の中で流行る物というのは、案外仕組まれていたりするので、アンケート内容の傾向を見ていると、次に流行るものが分かる事があります。
他
モニター仲間が出来たり、自分自身の知識が増えたり、物の見方が変わり生活にハリが出て、毎日が楽しくなるなど、とても奥深いのが、モニター制度です。
モニターの基本
モニターで報酬を沢山得られる方の特徴とは
モニターは基本的に無料で参加できますので、お金はかかりません。
しかし報酬をあまり得られない方が大半で、手間ばかりかかって面倒になりやめてしまう人が多くいます。そこで、報酬を沢山得られる方の特徴を少しご紹介します。
応募前の特徴
・採用されるまでの工程を楽しむ方
・自分自身のやりがい・向上心を持っている方
・採用されるにはどうしたらいいのかを研究する方
・研究する為に、他の採用された方の話を聞く。モニター仲間を作っている方
・色々なことに興味を持ち、物事を様々な角度から見ている方
採用後の特徴
・アンケートを楽しみながら、真面目に回答する方
・自分の意見やアイデアが取り入れられる事にやりがいをもつ方
・割に合わない依頼が入っても快く引き受けて真面目に参加される方
結果
+αのモニターに採用され、さらに報酬をもらえるようになります。
+αのモニターとは、次回のモニターに応募しなくても採用されたり、一般公開していないモニターや、お仕事の依頼を受けられたりするようになります。
また、採用後にも様々な視点を持つことで、モニターに採用されるコツも掴めます。
報酬を得たいだけという方は、モニターは向かないともいえます。
割に合わない依頼がとても多いのと、採用される機会が少なくなるため、諦めてしまうからです。
モニターの楽しみ・奥深さを知り、そこに自分にとってプラスになると思える方は、きっと、モニターで沢山の報酬を得られるようになると思います。
どうぞ、色々な視点を持って、楽しくモニターに参加してくださいね。
モニターで報酬を沢山得られる属性の違い
自分ではどうにもならない属性によって違いが生じる事もあります。
■女性よりも男性の方が、モニター参加人数が少ない為、謝礼が高めの傾向があります。
■短時間で高額の謝礼がもらえる座談会などは、関東・東海・関西に集中します。
■30~40代の女性は、モニターへの応募数が多い為、採用確率が低くなる傾向があります。
もし自分が当てはまっていたとしても、諦めないでください。
女性の方の対策
座談会などでは、男性の方が謝礼も高めですが、自分自身が滅多にいない属性になれば、高めの謝礼も夢ではありません。
例えば・・・
特定の車に乗っているとか、特定のビールを一定量以上飲んでいる。などなど。
その他、あなたでなければ答えられないような募集がかかれば、報酬が高めの座談会に参加できる事があります。
地方在住の方の対策
北海道在住の方で、モニターの達人として有名な方がいます。
たとえ地方でも、地方ならではのモニターもありますし、インターネットの普及で、全国規模のモニターの情報も簡単に入手できるようになりましたので、是非、挑戦してみてくださいね。
30~40代の女性の方の対策
採用確率が例えば10%の場合。10人に1人が採用される計算です。その10%に入れるように頑張りましょう♪
それは、採用されるコツをつかみ、応募文を一工夫するだけです。
この後のコーナーを読んで、是非、コツをつかんでくださいね!
自分にピッタリのモニターを探しましょう!
モニターには、色々な種類があります。
その人の状況や環境によっては、採用されるのが難しかったり、採用されても参加するのが難しい・・・といった事もあります。また、いきなり全てのモニターをやろうと思っても、なかなか難しいものです。
まずは、あなたの状況や環境に合ったモニターから始めて、徐々に多くのモニターに挑戦してみましょう♪
モニター初心者の方
既婚者の方
妊娠中やお子様が生まれたばかりの方
幼稚園・保育園児のいる方
小学生以上のお子様のいる方
高齢者の方
モニター初心者向けのモニターは?
モニターは懸賞と違い、応募文などで採用される場合も多くあります。まずは簡単なモニターから始めて、徐々に本格的なモニターにも挑戦すると良いと思います。
●登録モニター
一番最初に最も入りやすいのが、登録モニターです。アンケートモニター募集 といった形でも募集がかかります。
インターネット上にはアンケート回答でポイントが貯まるサービスが沢山ありますが、抽選だったり少なく、なかなかポイントが貯まらないことも! それでも、モニターの達人クラスの方達は、30、40、50社と多くのサイトに登録しています。
狙い目は正式なマーケティング調査会社による運営のサイト。IT企業ではないので、サイトの見た目はあまり良くないところもありますが、謝礼が高めなのと、首都圏在住の方には座談会など高額謝礼のモニター依頼が来る事もあります。
●商品モニター・サンプルプレゼント
企業やオンラインショップのサイトにて募集がかかり、応募のしやすさと懸賞感覚で初心者の方が多く応募しています。
ただし懸賞はあくまでも抽選。モニターは選考。この違いを理解して応募することが採用の決め手です。この違いを理解していれば、運がなくても応募文次第で採用確率が高くなります。詳しくはコツの項目にて・・・・。
※大手企業が募集している大量当選するモニターに関しては、ほぼ抽選ですので運次第です。
既婚者向けのモニターは?
一番いいのは、夫婦揃って、モニターを楽しむ事。
MONITTO監修のムック本「モニターfan」で取材を受けてくれたご夫婦がそうでした。
●登録モニター
登録モニターで座談会参加者募集の依頼があった場合、自分ではなくパートナーが条件に合う事もあります。
時には、夫婦で近くの会場で、別々の座談会に参加し、帰りに謝礼でお食事をして帰る。といった事もされています。
●読者モニター
男性のモニターさんが少ないので、新聞の読者モニターなどは、奥さん1人で応募するよりもご主人の協力が得られるという点から、一家揃って応募して採用された事例があります。
●商品モニター・サンプルプレゼント
商品モニターは家族全員が得する商品であれば、モニターに理解や興味を示し調査にも協力してくれるようになり、夫婦・家族そろってモニターを楽しむことが出来ます。
●覆面調査・ミステリーショッパー
レストランなど食事代金のうち何割かキャッシュバックされますので、ご夫婦や家族でお得な料金で食事をすることが出来ます。
妊娠中やお子様が生まれたばかりの方向けのモニターは?
なかなか外に出られず、社会から取り残された気分になってしまっていませんか?
モニターで社会参加をし、やりがいが見出せると毎日がとても楽しくなります♪
●登録モニター・商品モニター・サンプルプレゼント
登録モニターや商品モニターなど、自宅で出来るモニターがオススメです。また、この時期でしか出来ないモニターも、実は沢山あります。在宅で出来るブログやSNSを利用されている方向けの商品モニターもおすすめです。
●企業モニター
妊婦さん用の商品を扱う会社や、ベビー用品・サービスを販売提供している会社のモニターは、この時期にしか出来ないモニターです。子連れOKの座談会などもあり、同じ環境の方と知り合って話が出来たり、自分の意見が商品に反映されるといった楽しみ・やりがいも得られます。
●読者モニター
妊婦さんや子育てに関連した雑誌の読者モニターもオススメです。親子で取材を受けたり写真が掲載され、子育ての記念にもなります。
●行政モニター
行政モニターの場合は託児サービス付きの座談会もありますので、小さいお子様がいても外に出て社会参加しているという楽しみが持てます。 ※応募前の事前確認をしましょう。
●放送モニター
説明会やモニター会議に子連れOKの放送局であれば、自宅でテレビやラジオを視聴してアンケートに回答するだけなのでお勧めです。指定の番組はビデオに撮っておいて、赤ちゃんが寝ている時にレポートを仕上げることも出来ます。
幼稚園・保育園児のいる方向けのモニターは?
ようやく、1人の時間が取れるようになり、そろそろ社会復帰したいと思う頃。でも、遠出はなかなか出来ない時期にお勧めなのは・・・
●登録モニター・商品モニター・サンプルプレゼント
登録モニターや商品モニターなど、自宅で出来るモニターがお勧めです。お子様を預けられて、多少、遠くまで出かけられるという方は、登録モニターで募集される座談会やグループインタビューに参加するのも気分転換が出来ておすすめです。
●企業モニター
親子で参加できるモニターも、この頃からだんだんと増えてきます。例えば、オモチャやゲームなどを扱う会社の企業モニターなど。この時期でしか参加できないモニターもありますので、挑戦してみましょう。
●読者モニター・ブロガーモニター
母親として、主婦としての様々な知識も役立つ頃。収納・料理・節約などに興味のある方、得意とする方は、主婦系雑誌の読者モニターや、ブログモニターもオススメです。
小学生以上のお子様がいる方向けのモニターは?
お子様が小さいうちは親主導でのモニターでしたが、小学生を過ぎると親子で楽しく参加できるモニターが増えてきます。
●企業モニター
お子様本人のみがアンケート回答し、親は見守る・モニターに参加する承認をするのみ。といったモニターもあります。
2005年頃には、子供の金銭教育に注目が集まり、小学生高学年の子供を対象とした、株投資の親子モニターの募集もありました。
モニターを通して、今まで気づかなかった我が子の意外な一面を垣間見られたり、親子の会話が増えるといった楽しみもあります。
●外出できる時間も増えてくると出来るモニター
行政モニター・企業モニター・登録モニターの座談会・ミステリーショッパー・店舗調査・放送モニターといった、会議に出席したり店舗に出向くモニターにも参加できるようになります。
高齢者の方向けのモニターは?
高齢化社会に向けて、高齢者向けのモニターさんの需要が高くなっています。
●登録モニター・放送モニター・読者モニター
新聞関連のモニター、登録モニター、放送モニターなどでは、採用確率が高くなりますので、是非、挑戦していただきたいと思います。
また、ご家族へのアンケート需要も高まる事が予想されます。自分自身で登録モニターの管理が面倒・・・という場合は、ご家族の方に登録モニターに参加して頂き、中継役をお願いするのも一つの方法です。
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