販売促進をする為のモニターに採用されるコツ

商品やサービスを利用した感想を、販売促進のために使うためのモニターです。

●ブログやSNSなどを通して、お友達などに紹介して欲しい。
●企業のホームページ・広告などに「記事」や「お客様の声」「アンケート結果」として掲載したい。

といったことが目的になります。

募集する主催者の特徴

オンラインショップや企業、広告収入を収益源としたホームページ などが募集をします。

商品やサービスを使用した感想をアンケートに記入して提出するモニターのため、商品やサービスをより良くする為のモニターと似ていますので、見極めが必要です。

目的の見極め方

募集要項の注意事項などに以下のような文言があったら、販売促進をする為のモニターだと思ってください。

・ 取材をお願いすることがあります。
・ 取材をした場合は、広告やホームページの記事などに使用することがあります。
・ 広報・宣伝活動に活用させていただく事があります。
・ モニター期間中の写真などを送ってください。
・ 感想を、指定の掲示板(ブログ)にご記入ください。
・ 感想を自分のブログにご記入ください。
・ 感想をtwitter・mixi・facebook・Google+などにご記入ください。
・ モニター期間中、日記を書いてください。

など。

ただとても微妙な面はあります。

販売促進に利用する他に、商品やサービスをより良くする為のモニターと両方の目的の場合もあります。
その辺りは、募集要項をよーーーく読んで見極める必要があります。

判断に迷う時には、両方のコツを盛り込んだ内容の応募文にしましょう。

求められる性格・素質など

・ その商品を本当に欲しいと思っている方
・ 商品の良さを的確な言葉で感想を寄せてくれそうな方(ボキャブラリーが豊富な方)
・ 感想や取材をした記事のイメージが湧き、見映えのいい記事が書けそうな方
・ その商品を購入する方の属性と合っている方

基本は、この4点に絞られてきます。
なぜ、この4点なのかを一つ一つ見ながら、応募文にどんな内容を盛り込んだらいいのかを考えていきましょう。

その商品を本当に欲しいと思っている方

欲しいと思っていない方に感想を寄せてもらっても、ごくごくありきたりの回答である事が予測されますので、本当に欲しいと思っている方を選ぶ傾向があります。

商品の良さを的確な言葉で感想を寄せてくれそうな方(ボキャブラリーが豊富な方)

例えばアンケートで一つ一つの質問に対して、「そう思います」「良かったです」という寂しい回答を寄せられても、何も心に響きません。ですので、ただ「良かったです」という一言ではなく「どういう点が、あなたのどんな状況の時に、どんな風に良かったのか」など具体的に書いてくれる方を求めています。

具体的にいうと例えば・・・
美味しいお店のレポートをしているテレビを見てみましょう。
レポーターに求められるのは、ただ「おいしい」という言葉なのではなく、
「舌の上でとろけそーなくらい、やわらか~い」「ほっぺたが落ちそう~」「○○の宝石箱や~」といった表現が求められていますよね。
グルメレポーターとして有名になった彦麻呂さんが良い例かと思います。

応募文ではボキャブラリーを豊富にしましょう。

その商品を購入する方の属性と合っている方

これから購入を検討される方と同じ目線での感想が書けるような、同じ状況の人が好まれます。

例えば、6名分の食器が洗える大容量食器洗い機。
大家族向けの商品ですので、1人暮らしの方や、夫婦2人だけの生活をされている方は、対象外となる可能性が高くなります。
しかし、大人数でのホームパーティを開き友人との会話をもっと楽しみたい!というなどは、良い記事が書けそうなので対象となる可能性があります。

感想や取材をした記事のイメージが湧き、見映えのいい記事が書けそうな方

記事や広告を見た方に 「その商品が欲しい!」と思ってもらう必要があります。

そのためには、取材やモニターの報告をした時に、様々な視点から写真が取れる事。
インパクトのある記事が書けるイメージが湧くような応募文を書きましょう。

例:「チーズケーキ」のモニター

×「チーズケーキが大好きなので食べてみたいです!」

「このチーズケーキ、◎◎チーズを使用しているとの事。子供にも安心して食べさせることが出来ます。
今度、ママ友5人+子供達が集まり、自宅でホームパーティーを開くのですが、
その時にこのチーズケーキを 食べて、皆の感想も聞きたいと思います」

×の方は、その方の背景が何も見えてきません。

の方は、子供も安心して食べられるという特徴を盛り込んだ感想を書いてくれそうという印象があります。
さらに沢山の友達が集まるホームパーティというシチュエーションから、とてもインパクトのある楽しい写真を提出してもらえそうなイメージがつかめます。

●人とちょっと違うことを書く

「ネタ」という考え方で言うと、普通とはちょっと違う人が目新しく、取材しやすくページ構成もしやすくなります。
例えば・・・・

・家族7人。お米の国 新潟での取材。近所の人も呼んで食べ比べ。(炊飯器)
・怪我をしている。(ななめドラム洗濯機)
・学校の顧問。生徒に伝えたい。(製パン機)
・掃除嫌い → 一見マイナス点。商品特徴の「スチーム洗浄」の良さを伝えられる。(スチーム付きオーブンレンジ)
●より具体的に、体験談を元に書く

× 縦型の洗濯層は取り出しにくいので苦労している。
(皆の共通点。ネタとしては当たり前すぎる)

足をケガしているので、縦型の洗濯層では洗濯物を取り出すのにとても苦労をしている。
(まさにタイムリーでレポートのネタとしても好印象。)

× 清潔な食器を使いたいので、除菌に興味があります。
(何故、清潔な食器を使いたいのかが見えない)

手作りが趣味。ジャムや常備菜をよく作る→容器の除菌が面倒。
この食器洗い乾燥機ならば、手軽に安心して除菌が出来そう。
(手作りジャム等は、レポートのネタとしても好印象。)

こういった、「背景が見える」「記事のイメージが湧く」ような応募文を書くようにしましょう。

応募文が出来たら、以下の項目をチェックしましょう。

販売促進をする為のモニター募集に関するコツは以上ですが、応募する時には採用者の気持ちになり、以下のチェック項目を元に応募文の確認をしてくださいね。

□ 具体的に、どんなポイントを取材できると思いますか?
□ それはネタとして当たり前すぎる内容ではありませんか? 見映えは良さそうですか?
□ レポートになった時、あなたがこの商品を欲しい!! と思わせる内容に仕上がりそうですか?
□ 一般の方が読んで面白い、その商品が欲しい! と思わせるレポートに仕上がりそうですか?
□ あなたの現在の状況・家族構成・事情・意気込みが上手く伝わっていますか?
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